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Macターミナルの覚えておきたいショートカット・コマンドまとめ

ターミナルアイキャッチ

忘れやすいのでターミナルの基本情報をまとめたいと思います。
普通にMacを使用していたらあまり使う機会はないかもしれませんが、ターミナルでのみ出来る機能もありますので覚えておくとよいかと思います。環境はbashになります。

ターミナルとは

CUI(Character User Interface)を使用して端末に指示を出すアプケーションです。
CUIとはなんぞや?となるかもしれませんが、普段パソコンを使用していてマウスなどでウィンドウからメニューを選択したりアイコンをクリックしたりして指示を出す方法をGUI(Graphical User Interface)と呼びます。
GUIに対してキーボードから「コマンド」(命令)を入力して指示を出す方法をCUIと呼びます。
User Interface(ユーザーインターフェイス)とはユーザーとコンピューターを接続するための仕組みを指します。
状況によってはGUIを利用するよりもCUIで指示を出す方が早く、またCUIでしかできないこともあります。

ターミナル起動方法

⌘ command + space のSpotlight検索から「ターミナル」と検索するか、「アプリケーション」➡︎「ユーティリティ」➡︎「ターミナル.app」で起動します。
よく使用する場合はDockに追加しとくと便利です。

Dockを有効活用したいという方はMacのDock活用方法まとめを読んでいただくと面白いかと思います。

ショートカット

ターミナルで使用できる基本的なショートカットです。
覚えておくと入力が捗ります。

カーソル移動

⌃ control + A カーソルを行頭に移動
⌃ control + E カーソルを行末に移動
esc + F カーソルを1単語後に移動
esc + B カーソルを1単語前に移動

削除

⌃ control + U カーソルの位置から行頭まで削除
⌃ control + K カーソルの位置から行末まで削除
⌃ control + W カーソルの位置の1単語削除
⌃ control + Y 最後に削除した内容を挿入

履歴

1回前のコマンド履歴(続けて押すとさらに前の履歴を表示)
1回後のコマンド履歴
⌃ control + R 過去に使用したコマンド検索

その他便利なショートカット

⌃ control + L 画面をクリア
tab 入力補完機能使用(使用方法は下に記載します)
⌃ control + Z 実行中のジョブを一時停止(jobsコマンドで停止中のジョブを表示)
⌃ control + D 入力を終了(入力待ちの状態を終了するので最後の手段)

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tab補完(入力補完機能)

bashにはコマンドやテキストの入力を補完してくれる機能があります。
非常に便利ですので覚えておくと良いかと思います。
使い方としては補完対象が1つの場合は、入力途中で tab を1回入力すれば残りのコマンドもしくはディレクトリ名が自動で入力されます。
補完候補がいくつかある場合は tab を2回入力すると候補が一覧表示されます。下記に例を紹介します。

wh  ←ここでtabキーを2回入力
what whatis whereis which while who whom whois  ←コマンドの一覧が表示
whatis D ←ここでtabキーを2回入力
Desktop/ Documents/ Downloads/ Dropbox/  ←ディレクトリの一覧が表示
whatis Doc  ←ここでtabキーを1回入力すると自動補完される
whatis Documents

このように tab を使うことによって入力が大幅に省けます。

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ルートディレクトリ、ホームディレクトリ、絶対パス、相対パス

コマンド説明の前にホーム/ルートディレクトリ(フォルダ)や絶対/相対パスの相関関係説明をします。

ルートディレクトリとホームディレクトリ

ディレクトリの基本的な構造を説明します。

ルートディレクトリ、ホームディレクトリFinder画面

OS XのディレクトリはMacintosh HD(通常)直下のルートディレクトリを起点として拡がるツリー構造になっています。
ホームディレクトリ(ログインしているユーザーの情報が格納されているディレクトリ)はルートディレクトリのユーザに属しています。

基本ディレクトリ構成

ターミナル内でルートディレクトリは「/」(スラッシュ)で入力します。ホームディレクトリは「~」(チルダ)で入力します。例えば「ホームディレクトリ」内の「デスクトップ」の情報を見たい場合は下記のようにコマンドを入力します。(ホームディレクトリにいない場合)

ls ~/Desktop

このようにわざわざホームディレクトリ名を入力しなくても良いので便利です。これを「チルダ展開」と呼びます。
「ルートディレクトリ」内のシステムの情報の場合は下記のように入力します。

ls /System

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パス

パスはディレクトリやファイルの場所を示す文字列になり、住所と考えてもらえば良いです。
パスには「絶対パス」と「相対パス」があります。

絶対パス

絶対パスはルートディレクトリ(/)から始まる位置の指定方法です。
例えばホームディクトリ(Macuser)のダウンロード内の「Test.txt」というファイルの絶対パスは下記のようになります。

/Users/Macuser/Downloads/Test.txt

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相対パス

相対パスは現在いるディレクトリ(カレントディレクトリ)から位置を指定する方法です。階層が深い場合は絶対パスが長くなってしまうので、そんな時は相対パスが便利です。
「.」(ピリオド)がカレントディレクトリ、「..」(ピリオド×2)が一つ上のディレクトリを意味します。
例えばホームディレクトリ(Macuser)のダウンロードがカレントディレクトリの場合、ホームディレクトリ(Macuser)のDropboxにある「Test.txt」と言うファイルへの相対パスは下記のようになります。

../Dropbox/Test.txt

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コマンド

基本的なコマンドの説明をします。
今回はデフォルト設定であるホームディレクトリに居る(カレントディレクトリ)と仮定して説明します。

pwd

現在いるディレクトリ(フォルダ)情報をルートディレクトリからの絶対パスの形で表示します。

pwd
/Users/Macuser

ディレクトリの階層は「/」で区切られ、頭に「/」が付いているのはそこが一番上(ルートディレクトリ)であるということです。
上の例で言うと「User」以下のホームディレクトリ(Macuser)にいる状態を示しています。

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cd

指定したディレクトリに移動します。

cd ~/Desktop
pwd
/Users/Macuser/Desktop

上記のように「pwd」で確認するとカレントディレクトリがデスクトップになっていることが確認できます。

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ls

現在いるディレクトリの中身をリストアップします。

ls
Applications Documents Library Pictures

一部ですが上記のようにホームディレクトリ内のディレクトリをリストアップします。
下記のように入力するとリストアップしたいディレクトリを指定できます。

ls /Applications
App Store.app Keynote.app Reminders.app

一部ですが上記のようにアプケーション内のファイルがリストアップされます。

ls -la
rwxr-xr-x+  25 Macuser  staff    850  1 18 17:06 .
drwxr-xr-x    5 root           admin    170 10 29 00:49 ..
drwxr-xr-x 5 Macuser staff 170 1 6 16:12 Applications

上記のように「ls」コマンドの後に「-la」オプションを追加入力するとドットから始まる隠しファイルも表示され、表示されたファイルも詳細な内容になります。「-la」の「a」の外すと隠しファイルは表示されません。
「ls」コマンドのオプションは沢山あるのでMacターミナルコマンド「ls」のオプションまとめでまとめていますのでよければ御覧ください。

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df

ディスクの空き容量を調べるコマンドです。

df
Filesystem    512-blocks      Used  Available Capacity  iused     ifree %iused  Mounted on
/dev/disk2    2176716032 278935488 1897268544    13% 34930934 237158568   13%   /
devfs                368       368          0   100%      638         0  100%   /dev
map -hosts             0         0          0   100%        0         0  100%   /net
map auto_home          0         0          0   100%        0         0  100%   /home

現在、13%使用している状態であることがわかります。
「df」の後に「-g」でギガバイト表示、「-m」でメガバイト表示になります。
また「-h」を付けると見やすい形で表示してくれるので試してみてください。

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mkdir

ディレクトリ(フォルダ)を作成するコマンドです。
デスクトップに「Sample」というフォルダを作成する例です。

mkdir ~/Desktop/Sample
ls ~/Desktop
Sample

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cp

ファイルやディレクトリをコピーするコマンドです。
下記では「Sample.txt」を作成してデスクトップにある「Sample」フォルダに「Sample_2.txt」と名前を変更してコピーをするコマンドです。

cp Sample.txt ~/Desktop/Sample/Sample_2.txt
ls ~/Desktop/Sample
Sample_2.txt

デスクトップの「Sample」フォルダに「Sample_2.txt」がコピーされたのが確認できます。
フォルダをコピーする時は「cp」の後に「-r」を追加します。

cp -r ~/Desktop/Sample ~/Documents/Sample2

これでフォルダ「Sample」はDocuments(書類)に「Sample2」としてコピーされます。

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mv

ファイルやディレクトリの移動、または名前の変更を行うコマンドです。
デスクトップの「Sample」フォルダ内「Sample_2.txt」をデスクトップに移動します。

mv Desktop/Sample/Sample_2.txt ~/Desktop
ls ~/Desktop
Sample_2.txt

このようにデスクトップにファイルが移動したのが確認できます。
コピーと同じように、移動先の後に名前を指定するとファイル名を変更して移動できます。
名前を変更するには移動先を同じにしてファイル名を変更すると名前だけが変更になります。
デスクトップに移動した「Sample_2.txt」で試してみます。

mv ~/Desktop/Sample_2.txt ~/Desktop/Sample_3.txt
ls ~/Desktop
Sample_3.txt

このようにデスクトップにあるテキストファイル名が変更されたのが確認できます。

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rm

ファイルやディレクトリを削除するコマンドです。
コピーと同じようにディレクトリの場合は「-r」を付けます。

rm ~/Desktop/Sample_3.txt
rm -r ~/Desktop/Sample

ターミナルの場合、削除したファイルはゴミ箱に行かないので、消去する前に確認をしたい時は「-i」を付けて実行すると削除前に確認できます。

rm -i ~/Desktop/Sample_3.txt
rm -ri ~/Desktop/Sample
examine files in directory desktop/Sample? y
remove desktop/Sample/Sample_3.txt? y
remove desktop/Sample? y

上記のようなメッセージが出るので「y」で削除、「n」で削除しないになります。慎重に削除する場合はこのオプションを付けると良いかと思います。
毎回オプションを指定して削除したい時はエイリアスを設定するととても便利です。
設定方法はMacターミナルでエイリアスを設定する方法を御確認ください。

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chmod

ユーザーが所有するファイルやディレクトリのパーミッション(アクセス許可)を設定するコマンドです。
「Sample.txt」を例にして説明します。

ls -l
-rw-r--r-- 1 Macuser staff 7 1 21 10:06 Sample.txt

テキストファイルの詳細を見ると左側に「-rw-r--r--」と表示されている部分がファイルのパーミッションの状態です。詳細はまた別途説明しますが。上記の状態だと該当ファイルに実行権限はありません。

chmod 755 Sample.txt
ls -l
-rwxr-xr-x 1 Macuser staff 7 1 21 10:06 Sample.txt

例として上記のように入力すると「Sample.txt」に実行権限を付与することになります。
詳しく権限付与方法や仕組みを知りたい場合は、Macターミナルコマンド「chmod」の使い方を御覧ください。

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sudo

「sudo」は管理者権限でコマンドを実行する際に使います。使用するときは管理者のパスワードが必要になります。
「sudo」は非常に強い権限を持っていますので扱いには注意が必要です

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chown

ファイルの所有者を変更するコマンドです。
他のユーザーのファイルの所有者を変更することになりますので、変更できるのは「スーパーユーザー」のみになります。
ここで使用できるのは前述した「sudo」コマンドです。作成した「Sample.txt」の所有者を変更します。

sudo chown root Sample.txt
Password:
ls -l
-rwxr-xr-x 1 root staff 7 1 21 10:06 Sample.txt

「Sample.txt」ファイルの所有者がルートユーザーになったのを確認できます。

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which

コマンドのパスを確認できます。
コマンドをスクリプトなどに組み込む際に確認でよく使用します。

which cp
/bin/cp

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man

コマンドの仕組みやオプションの詳細を調べたい時に使用します。

man ls(知りたいコマンド)

英語の表記になりますがコマンド名の由来など詳細が表示されます。
「q」を入力すると終了し、「/」の後に文字を入力するとその文字で検索できます。(検索キーワードが反転表示されます)

以上がターミナルで覚えておきたいショートカットとコマンドです。
また必要なものがあれば追記します。

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